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1998年2月14日(月)

 アリゾナ州ピオリアでの、SAN DIEGO パドレスのスプリングトレーニングに参加した。昨年2月ごろ、何となく野球に対する思いが断ち切れず、もう1度マウンドに上がろうと決めて、自分にとっては長い長い1年を過ごしただけに、今日のこの一日は、一生忘れることができないだろう。日本のプロ野球の解説をやりながらのトレーニング、ドミニカでのウインターリーグ参加や、槙原さんとのグアムでの自主トレなど、大変な事も多かったが、今思えば一歩一歩前に進んできたからこの一日を向かえる事ができたのだろう。それにしても素直に嬉しくて、楽しい一日だった。
 トレーニングの方は、初日とあってかキャッチボールとランニングだけで、あとは身体検査を中心とした感じだった。ただ予想していた以上にランニングがハードだったので少しビックリした。アメリカのキャンプはウェイトトレーニングが中心だと思っていたので、少しハードなランニングには驚いた。やはりピッチャーは走らなければいけない物なのかと、改めて考えさせられた。


2月15日(日)

 キャンプ2日目、9時からの練習スタートにもかかわらず、8時前にはほとんどの選手がクラブハウスに来ていて、各自ストレッチ、バイクトレーニングやウェイトトレーニングなどをしていた。やはりアメリカの選手は競争も激しいので、自分のことは自分でやるといった感じで黙々とやっていた。このあたりが日本の選手との違いかもしれない。
 9時からのメニューは、ストレッチの後いきなり12分間走をやった。2日目もまた、驚かされた。しかもこの12分間走を毎日やるらしく、なんとなく日本式みたいで変な気分だ。聞くところによると、新しいピッチングコーチはランニングがとても好きらしいし、パドレスというチームは、もともとアメリカのチームのなかでも一番走るらしい。少しランニング不足の自分にとっては、良い機会かもしれない。
 ランニングの後は、31人のピッチャーを4つのグループに分けて、ピッチングやバント、守備などに分かれて、メニューをこなした。自分も初めてブルペンでピッチングを40球投げたが、アリゾナの気候が悪く、寒い為、肩のあたたまりも悪く調子はあまり良くなかった。それにしても、寒いぐらいの天候には困ってしまう。
 すべてのメニューをこなして、最後にまたランニングだった。今度は仕上げのランニングらしく、自分の気持ちの中でも、いくらでも走ってやるという気持ちだった。内容は、ライトポールからレフトポール間を16本走だった。さすがに、それぞれの選手が口々に文句を言いながら走っていた。こんな感じで2日目は終わった。


 
 
 
         
   
         
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